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おまとめローン活用法(その2)

前回のつづきです。

今、6社から50万円ずつ合計300万円の借り入れがあるとします。だいたい50万円だと月
に2万円くらいが相場なんじゃないでしょうか。そうすると6社支払い先がありますから月の
支払い額は12万円になります。

ところが「おまとめローン」を使った方の話をうかがうと状況にもよりますが月の支払いはだ
いたい4~6万円くらいになっています。バカバカしいくらい安くなりますよね。どうしてこんな
ことが起こるのでしょうか。

ちょっと貸し手の立場になって考えてみましょう。やはり利息はなるべく多目に取っておきた
くありませんか?無担保・無保証人で貸すのですからそれなりのリスクを取るわけです。そ
うだとしたら安い利息でなんか貸していられませんよね?

かといって毎月の支払い額が大きすぎて返済してもらえない状況になってしまっては本末
転倒です。そこで貸し手の「高い利息を取りたい」という思惑と借り手の「毎月の支払いに負
担を感じたくない」という思惑とでバランスを取ることになります。

そこでだいたい50万円の借入に対して月額2万円くらいの支払いに落ち着くわけですね。ま
あ、月2万円の支払いくらいなら何とかなるか、そんな金額だと思いませんか?かなり大雑
把ですが、こんな感じだと思います。

さて、以上のことを念頭に置いて考えると、借り入れが50万円から2倍の100万円になった
からといって支払い額を単純に2倍にはできませんよね。6倍の300万円になったからとい
って単純に6倍の12万円にはなかなかできないはずです。他社との競争というのも激しい
業界ですからあまり利息を高くする(高いというイメージがつく)というのも考え物です。

そこで借り入れ総額が小さい場合は利息を高くして儲け、借り入れ総額が大きい場合は利
息を低めにして低金利をアピールして顧客を獲得する(総額が大きければ結局は入ってくる
金利収入も大きくなるので結局損はしないということです)。まあ、単純に言うとこんな構図
になっていると考えると理解しやすいかと思います。

以上の構図をふまえて「50万円×6社=300万円の借り入れ」の例を見てみましょう。

どうですか。「おいしくない所取り」をしているのが理解していただけましたでしょうか。50万
円という「利息の高い金額帯」で、なおかつ「借り入れ総額が大きい」わけですからもう最悪
ですよね。

さて、ここでちょっと考えてみましょう。「利息の高い金額帯」で、なおかつ「総額が大きい」の
は最悪なわけですが、この状況を作り出している二つの要素を変えることができれば状況
は好転するはずです。順に見ていくことにしましょう。

まず「借り入れ総額が小さい」状態にすることを考えてみます。これは、それこそ地道に返済
して借金の総額を減らしていかなければいけないのですから今すぐにどうこうなる話ではな
さそうですね。もちろん地道に返済していくことは借金を完済するためには非常に重要な要
素ではあるわけですが。

では、もう一方の「利息の低い金額帯」にする、というのはどうでしょう。もうおわかりですよ
ね。そうです。これを可能にするのが「おまとめローン」というわけです。「おまとめローン」と
は借金の総額を変えないままで「利息の高い金額帯」から「利息の低い金額帯」へとシフト
することなのです。


 6社から300万円の借り入れ → 支払い=12万円(利息が高いものの寄せ集め)
 1社から300万円の借り入れ → 支払い=6万円(利息が低いものへ取りまとめ)


借り手から見たら同じ借金の金額なのに借りている件数によって月々の支払い額が変わっ
てくるのは借り入れ金額が大きいほど利息が安くなるというメカニズムが働くからです。この
ことを知ってしまったからにはこれを上手に利用しない手はないですよね。

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